第ニ十八話
三人は宿に着くと、係員に二階の部屋に案内された。
中央に机が一つ。
それを挟むようにして、椅子が二脚あった。
出入り口を除く壁に沿って、シングルベッドがある。
出入り口から見て奥側にあるベッドに少年は座って口を開けた。
「話し始めていいですか?」
「どうぞ」
スノフォが笑顔を作って答えた。少年はうつ向きながら話始める。
*
少年はいつの間にか、うつ向いていた顔を上げていた。
椅子に座っている二人を見ている。
「えっと……その話って本当?」
「はい」
ヒドウの質問に頷きながら答える。
「仇討ち……か」
少年はスノフォの呟きは気に留めている様子はなかった。
ふっと表情を和らげるとこう言った。
「あなた達の話と、僕の話。お互い半信半疑です。そこで、本当かどうかを知るために仲間になるっていうのはどうですか?」
「……へ?」
「いい返事待ってます」
少年はそう言って、続けてこう言った。
「もうそろそろ夕御飯の時間ですから、下の食堂へ行きましょうか」
「そうだね」
スノフォが相槌をうって、部屋の鍵を手にとる。
少年は大事そうに杖を持っている。
部屋の鍵が閉められると、三人は階段で一階へ下りた。
三人は食堂へ着くと、周りを見渡してみる。
三人とも食堂が広く感じた。
所々にある、色々な形の窓ガラスから建物の電気の光が見えた。
テーブルは全て四角形でバラバラに置かれている。
テーブルと椅子は薄い黄色で、白い壁と不似合いではなかった。
入り口付近に、男の係員が居る。
三人はその係員に「ご自由にお座り下さい」と言われた。
少年は壁にソファーがついているテーブルを選んだ。
ヒドウとスノフォは、ソファーの反対側にある椅子に座った。
少年が二人の間の前に座ると、スノフォが少年の名前を確認した。
「えっと……名前はイニ、だっけ」
「はい」
少年は頷く。
公園から宿へ向かう途中、スノフォは少年に名前を教えてもらっていた。
イニがヒドウの方向に顔を向けて自己紹介をした。
「僕の名前は、イニ・シェルキです」
「あ、ウチの名前はヒドウです。ヒドウ・ラリック」
「よろしくお願いしますね」
「こちらこそよろしく」
イニが微笑んだので、ヒドウも微笑み返した。
中央に机が一つ。
それを挟むようにして、椅子が二脚あった。
出入り口を除く壁に沿って、シングルベッドがある。
出入り口から見て奥側にあるベッドに少年は座って口を開けた。
「話し始めていいですか?」
「どうぞ」
スノフォが笑顔を作って答えた。少年はうつ向きながら話始める。
*
少年はいつの間にか、うつ向いていた顔を上げていた。
椅子に座っている二人を見ている。
「えっと……その話って本当?」
「はい」
ヒドウの質問に頷きながら答える。
「仇討ち……か」
少年はスノフォの呟きは気に留めている様子はなかった。
ふっと表情を和らげるとこう言った。
「あなた達の話と、僕の話。お互い半信半疑です。そこで、本当かどうかを知るために仲間になるっていうのはどうですか?」
「……へ?」
「いい返事待ってます」
少年はそう言って、続けてこう言った。
「もうそろそろ夕御飯の時間ですから、下の食堂へ行きましょうか」
「そうだね」
スノフォが相槌をうって、部屋の鍵を手にとる。
少年は大事そうに杖を持っている。
部屋の鍵が閉められると、三人は階段で一階へ下りた。
三人は食堂へ着くと、周りを見渡してみる。
三人とも食堂が広く感じた。
所々にある、色々な形の窓ガラスから建物の電気の光が見えた。
テーブルは全て四角形でバラバラに置かれている。
テーブルと椅子は薄い黄色で、白い壁と不似合いではなかった。
入り口付近に、男の係員が居る。
三人はその係員に「ご自由にお座り下さい」と言われた。
少年は壁にソファーがついているテーブルを選んだ。
ヒドウとスノフォは、ソファーの反対側にある椅子に座った。
少年が二人の間の前に座ると、スノフォが少年の名前を確認した。
「えっと……名前はイニ、だっけ」
「はい」
少年は頷く。
公園から宿へ向かう途中、スノフォは少年に名前を教えてもらっていた。
イニがヒドウの方向に顔を向けて自己紹介をした。
「僕の名前は、イニ・シェルキです」
「あ、ウチの名前はヒドウです。ヒドウ・ラリック」
「よろしくお願いしますね」
「こちらこそよろしく」
イニが微笑んだので、ヒドウも微笑み返した。
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