第二十九話
ヒドウはイニが杖を持ってきていることに気付いた。武器に対して、羨ましい目で眺める。
スノフォとイニが立ち上がって、イニがヒドウへ声をかけた。
「すいません、ヒドウさんこれ見ててくれませんか?」
「あ、うんいいよ」
「じゃあお願いしますね」
イニが微笑を向ける。
『これ』と示された物を見ていたヒドウは我に帰る。そして苦手な作り微笑を返す。
三人は一時間弱で部屋に戻った。
次の日の朝、目覚ましの音でスノフォが一番早く起きる。
身支度を終わらせてから、まだ寝ている二人を起こした。
「おはよう」「おはようございます」
イニは目覚めよさそうに起きた。
それとは対照的に、もう一人は寝ぼけながら起きてきた。
最初から目が覚めているイニは、ぱっぱっと身支度を終わらせる。
もう一人の身支度は、なんとか無事に終わって目が覚めた。
しっかりしているな、と羨ましさと一緒に思った。
自分は今でもどうしても夜遅くにしか眠れない。
それでもイニは自分より早く寝られるし、しっかりしている。
もしかしたら旅行に慣れてでもいるのかな、と考えていたヒドウの頭に“旅行”という言葉がひっかかった。
この歳で旅行するのなら、母や父と一緒に行くだろう。
イニの両親は、一人で旅をさせることに反対しなかったのだろうかと。
三人は朝食を食べに一階の食堂へ下りていった。
スノフォとイニが立ち上がって、イニがヒドウへ声をかけた。
「すいません、ヒドウさんこれ見ててくれませんか?」
「あ、うんいいよ」
「じゃあお願いしますね」
イニが微笑を向ける。
『これ』と示された物を見ていたヒドウは我に帰る。そして苦手な作り微笑を返す。
三人は一時間弱で部屋に戻った。
次の日の朝、目覚ましの音でスノフォが一番早く起きる。
身支度を終わらせてから、まだ寝ている二人を起こした。
「おはよう」「おはようございます」
イニは目覚めよさそうに起きた。
それとは対照的に、もう一人は寝ぼけながら起きてきた。
最初から目が覚めているイニは、ぱっぱっと身支度を終わらせる。
もう一人の身支度は、なんとか無事に終わって目が覚めた。
しっかりしているな、と羨ましさと一緒に思った。
自分は今でもどうしても夜遅くにしか眠れない。
それでもイニは自分より早く寝られるし、しっかりしている。
もしかしたら旅行に慣れてでもいるのかな、と考えていたヒドウの頭に“旅行”という言葉がひっかかった。
この歳で旅行するのなら、母や父と一緒に行くだろう。
イニの両親は、一人で旅をさせることに反対しなかったのだろうかと。
三人は朝食を食べに一階の食堂へ下りていった。
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