第十三話
ヒドウとスノフォが地下に降りると、ヒドウはどうしていいのか分からずに目を泳がせていた。
「この部屋はどう?」
ケッポリの声が聞こえると、ヒドウはすぐに返した。
「あっと……いいと思います」
そんな台詞しか思いつかなかった。
「どうも。気楽にベッドの上とかに座ってていいよ」
「どうもです」
「そういやこの本読んでみたら?」
ケッポリはそう言うと、ベッドの向かい側にあった青い本棚に手を伸ばす、
一冊の本を取り出してこう言った。
「これにはナユ様の旅の記録が残されています」
「旅の記録?」
「はい、ナユ様が旅をして思ったこととかがこの本に残されている」
へーと言いながら覗き込むスノフォの傍で、ヒドウは不安そうな顔で言った。
「けど、ウチはここの世界の文字は読めないんですが……」
「これ食べてみて?」
ケッポリはそう言うと小さい机に置いてあった、赤い唐辛子みたいな実をヒドウに手渡した。
ヒドウは何だろうと思いながら「はい」とその実を口に入れる。
「これは?」
「それを食べたら文字が読るようになったり、体が傷付いてたら体力が回復したりする実」
ケッポリはそれを言い終わると続けて言う。
「じゃあ私は他の場所で寝るから、ここでくつろいでていいよ」
「どうもです」
ヒドウはそう言うと、ケッポリは微笑みながらゆっくりとした足で階段を上っていった。
ヒドウは手渡された本をパラパラと見ていると、スノフォが言った。
「そのロッド、無敵だね」
「え? あ、うんよく考えてみれば……想像次第、か」
「何でナユさんはそんな物を作ったんだろうね?」
「そうだね」
答えは出ないまま、他愛もない会話をずっと続けた二人は夜食をごちそうになってから寝た。
「この部屋はどう?」
ケッポリの声が聞こえると、ヒドウはすぐに返した。
「あっと……いいと思います」
そんな台詞しか思いつかなかった。
「どうも。気楽にベッドの上とかに座ってていいよ」
「どうもです」
「そういやこの本読んでみたら?」
ケッポリはそう言うと、ベッドの向かい側にあった青い本棚に手を伸ばす、
一冊の本を取り出してこう言った。
「これにはナユ様の旅の記録が残されています」
「旅の記録?」
「はい、ナユ様が旅をして思ったこととかがこの本に残されている」
へーと言いながら覗き込むスノフォの傍で、ヒドウは不安そうな顔で言った。
「けど、ウチはここの世界の文字は読めないんですが……」
「これ食べてみて?」
ケッポリはそう言うと小さい机に置いてあった、赤い唐辛子みたいな実をヒドウに手渡した。
ヒドウは何だろうと思いながら「はい」とその実を口に入れる。
「これは?」
「それを食べたら文字が読るようになったり、体が傷付いてたら体力が回復したりする実」
ケッポリはそれを言い終わると続けて言う。
「じゃあ私は他の場所で寝るから、ここでくつろいでていいよ」
「どうもです」
ヒドウはそう言うと、ケッポリは微笑みながらゆっくりとした足で階段を上っていった。
ヒドウは手渡された本をパラパラと見ていると、スノフォが言った。
「そのロッド、無敵だね」
「え? あ、うんよく考えてみれば……想像次第、か」
「何でナユさんはそんな物を作ったんだろうね?」
「そうだね」
答えは出ないまま、他愛もない会話をずっと続けた二人は夜食をごちそうになってから寝た。
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