第十七話
「本気になったのであれば、こっちも本気でいくぞ!」
争人が叫ぶ。風が強く吹き始めて、また叫んだ。
「炎よ、我が持つゼフーノに力を……!!」
「大丈夫かな……・?」
ソルミュウが呟いた。
「へ?」
ヒドウとスノフォは同時に言い、どういう意味か問おうとしたが遮られた。
「ヒドウ、何か大きい硬い壁を!」
「え? あ……はい、分りました!」
ヒドウはソルミュウに言われると、ズースで茶色の長方形の四角い岩の壁を出した。
「フン……」
争人がゼフーノと呼ばれる金棒を高く空へ突き上げると、その金棒が炎をまとい始めた。
「あれは……?」
争い人はにやりと笑ってから炎の小さな球を飛ばし始めた。
「そんな壁でどこまで持つかな?」
「くっ……」
「ヒドウ、平気?」スノフォが心配そうな顔で聞く。
「なんとか……」
そう答えた後、ぼろぼろと岩の壁が崩れてきた。
「あ……崩れる………!」
ヒドウがそう言うと、岩の壁は消えて岩は砂になった。
音をたてながら下へ落ちていく。
争人は壁が消えるとははっと笑って言う。
「まだ残りの球はあるぞ!」
ヒドウはもう一度岩の壁を出そうとする。と、球の一つがヒドウの手に当たった。
「っ、痛………!」
ヒドウは大きい声で苦痛を訴えはしなかった、が怪我をした手からは血が少し流れていた。
「ヒドウ!」
スノフォが声をかける。
ソルミュウは手のひらに、糸を通す針のようなものを浮かばせた。
それをヒドウの手に刺す。
ヒドウの手は血が止まり、かさぶたになる。
「……?」
ヒドウとスノフォは驚いた顔をしながら、ソルミュウの顔を見る。
「かなり簡単な回復魔法の一つ。ちゃんと治ってる?」
ヒドウは改めて自分の手を見て、「はい」と答えて礼を言う。
その間、争い人は力を溜めていた。
争人が叫ぶ。風が強く吹き始めて、また叫んだ。
「炎よ、我が持つゼフーノに力を……!!」
「大丈夫かな……・?」
ソルミュウが呟いた。
「へ?」
ヒドウとスノフォは同時に言い、どういう意味か問おうとしたが遮られた。
「ヒドウ、何か大きい硬い壁を!」
「え? あ……はい、分りました!」
ヒドウはソルミュウに言われると、ズースで茶色の長方形の四角い岩の壁を出した。
「フン……」
争人がゼフーノと呼ばれる金棒を高く空へ突き上げると、その金棒が炎をまとい始めた。
「あれは……?」
争い人はにやりと笑ってから炎の小さな球を飛ばし始めた。
「そんな壁でどこまで持つかな?」
「くっ……」
「ヒドウ、平気?」スノフォが心配そうな顔で聞く。
「なんとか……」
そう答えた後、ぼろぼろと岩の壁が崩れてきた。
「あ……崩れる………!」
ヒドウがそう言うと、岩の壁は消えて岩は砂になった。
音をたてながら下へ落ちていく。
争人は壁が消えるとははっと笑って言う。
「まだ残りの球はあるぞ!」
ヒドウはもう一度岩の壁を出そうとする。と、球の一つがヒドウの手に当たった。
「っ、痛………!」
ヒドウは大きい声で苦痛を訴えはしなかった、が怪我をした手からは血が少し流れていた。
「ヒドウ!」
スノフォが声をかける。
ソルミュウは手のひらに、糸を通す針のようなものを浮かばせた。
それをヒドウの手に刺す。
ヒドウの手は血が止まり、かさぶたになる。
「……?」
ヒドウとスノフォは驚いた顔をしながら、ソルミュウの顔を見る。
「かなり簡単な回復魔法の一つ。ちゃんと治ってる?」
ヒドウは改めて自分の手を見て、「はい」と答えて礼を言う。
その間、争い人は力を溜めていた。
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